【アニメおさるのジョージ】子どもと一緒に野菜を育てよう

言わずと知れた名作アニメ「おさるのジョージ」。子どもが観て面白いだけではなく大人が観てもためになり、親が観たら子育てについて考えさせられるアニメとして有名です。

今回は野菜作りの中でジョージの行動が面白かったので考察してみました。

普段食べているものがどのようにできるのかを知ることは食育や情操教育として適していますよね。種を植えてから収穫、そして料理までを全部体験することは親にとってもいい経験になります。

お話はこちらです「シーズン３　エピソード８　やさいはおいしい」

過去のおさるのジョージの記事はこちら←「黄色い帽子のおじさんから学ぶ　親としての在り方」

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おさるのジョージ　オフィシャルサイトはこちら

お話のあらすじ

ジョージはシェフのピスゲッティさんのレストランで食べるのが大好きです。お客様に食べさせるのに十分な野菜を育てられないと聞いて、ピスゲッティさんの役に立ちたいと思い、ジョージは自分の住んでいるマンションの屋上に畑を作ろうと提案します。そしてジョージと黄色いおじさんは野菜を育てようと色々な種を買いに行きます。

主な登場人物

ジョージが野菜を育てることでわかったこと

• 野菜は種を土に植えて育てるが、鶏の卵は畑に埋めても育たない
• 野菜はその種類によって育て方が違うので正しく植えなければいけない
• 種を見ればその野菜の種類がわからなくても大きさと色で区別できる
• 種を見て育つ野菜が何か知りたいときはすでに育った野菜から種を取り出してみる
• 自分で作った野菜はサイコーにおいしい

全てを教えることは悪なのか

今回ジョージはピスゲッティさんの役に立ちたいと自ら提案して、畑で野菜を作ることとなりました。ジョージが知らなかったのは上記の部分でも少し出ましたが大きく分けると、

1. 野菜の種はどれも同じように育つと思っていた
2. 野菜によって種が違う

という2つのことです。

これは黄色い帽子のおじさんが予め細かくジョージに教えていたら種も混ざらずにスムーズにできたことでしょう。(それだとアニメとして展開がつまらなくなってしまうが)

しかし、本来このやり方が正しいのではないかと私は思いました。例えば子どもと野菜を育てようとなった時に、親が手取り足取り全部教えてしまっては、自分で野菜の育て方が種類によって違うことや、種の大きさや色で野菜の種類を見分けることができるんだといったことを考えなくなってしまうのではないでしょうか。

自ら進んで興味を持ち、問題があった時には自分の力で解決するよう努力すること。

そして、何か困ったことがあればサポートできるように親もしっかり見守ること。

これが子どもにとっていいことなのではないかと私は思いました。

知ってはいるが未体験

現代では、スマホ1台あれば大抵のことは何でも調べられます。小学生や幼稚園児でさえスマホで動画を見たり、検索して調べたりもできます。知らないことに直面してもすぐにその場で調べれば特に困ることもないでしょう。

ですが、”知ってる”と”やったことある”では経験値としては全く違ってくると思います。

なんでも興味をもってやってみるのを支えること

ジョージはいろんな人といろんな場所でいろんなことを体験して学んでいきます。騒動を巻き起こしたりもありますがそのすべてはジョージの経験となります。その中でジョージの周りの友達や大人たちがいるからこそだと思います。

やさしく見守り、細かく口出ししない。助けを求められれば手を差し伸べ労力を惜しまず全力でサポートする。この前提、土台があってこそのおさるのジョージです。

子どもと野菜を育てることでその野菜にも興味を持つようにもなり、育て方や知識、道具の使い方なども学び、親とのコミュニケーションも取るようになり、最終的には育った野菜をみんなで料理して一緒に食べることもできる。メリットしかないと思えるようなこの体験はこのエピソードを観ればきっとあなたもやりたくなるはずです。

最後に

おさるのジョージはいろいろな学びや知識をジョージの体験を通して教えてくれるので実際にやってみたくなるエピソードが多いです。大人でもためになるような知識のエピソードもあるのでまだ観ていない方は一度ご覧ください。

アニメおさるのジョージを観る方法

Prime Video

2021年6月現在　おさるのジョージは全話Amazonプライムで視聴可能です。このお得な機会にぜひご覧ください！