無事生まれれば男の子でも女の子でもうれしいものですね♪しかし、男の子は女性である母にとっては未知の生き物らしいのです。「なぜそんなことを!?危なすぎー!!」男の子を育てていてそう思うことは多いはず。我が家(男児3人)もかなりその傾向が強いです。それでは男の子の特徴を紐解いていきましょう!
※私は専門家ではありません。男児3人の母。それだけです。育児に悩みつらい思いをした時期がありました。この記事はその時に勉強したことを書いたものです。同じ悩みの方の心が少し軽くなればいいなと思っています。それでは本文に入りましょう♪
動物行動学が教えてくれる男の子の特徴!

育児は悩みが深く正解がない。だから迷うし、周りとつい比べてしまう。自分はダメな親なんじゃないかなんてそんなことまで考えてしまってさらにつらくなる。イライラしちゃって子供たちにもやさしくなれない日がある。それが以前の私でした。
このままじゃ虐待とかネグレクトとかわたしどんどんダメになっちゃうんじゃないかなと危機感を感じほんの少しでも気がまぎれればと、ある本「PHPのびのび子育てシリーズ」を手に取り勉強をし始めました。
本のタイトルは「男の子が伸びる魔法の言葉」(平成30年4月18日発行)です。そのなかの引用を少しだけ。
動物行動学でひもとく!男の子って、こんな生き物です 違いを知れば、うまく付き合える
〇勝ち負けにこだわる
PHPのびのび子育て 「特別編集増刊号 男の子が伸びる魔法の言葉」12ページより
〇虫やおもちゃなど集めだしたらとまらない
〇「オッパーイ!」「おしり~!」「うんこ~!」などと叫ぶ
〇「どうしてこんなことするの?」ときいてもだんまり
〇リーダー格の男の子にその他大勢がついていく
〇高いところから飛び降りたり、塀の上を歩いたり、危ないことばかりする
〇ひとときもじっとしていない
〇言うことを聞かない。そもそも話を聞いてない
株式会社PHP研究所 編集人:宇佐美あけみ 発行人:安藤 卓
これが男の子の特徴だそうです。これはまさに!!我が子たち!!これが男の子の傾向なのだとこの本は教えてくれると同時に、育児の情報やエッセイを読んで「あぁ、これでいいんだ」と少しホッとしました。「男の子っておもしろすぎる♪そのくらいの気持ちで大丈夫」だと教えてくれているような気持になりました。
男児育児に大切な「ことば」と「対応」

一人っ子または兄弟構成によって対応や言葉がけを少し工夫するほうがよいそうです。兄弟別にその心がけをまとめました。
一人っ子:その家の唯一の子供で関心も愛情もたっぷり受けて育つことができる。穏やかに育つ。
そんな一人っ子には、指示を出しすぎないようにして自分で判断し考える土台作りを損ねないようにするし、子どもの主体性を尊重、見守ることが大切だそう。言葉がけは、「~してみたらどう?」「あなたはどう思う?」
長男:兄弟の世話をしてやさしくする喜びを知り、頼られて自信を高めていく傾向。
長兄には、お兄ちゃんの役割を押し付けすぎないよう注意。頑張りを認め「よくやってくれていつもありがとう」と伝えるといいそうです。兄であるがゆえに怖さや不安、悔しさを隠すこともあるので、「怖いと言ってもいい」こと、「悔しかったね」と声をかけて受け止めてあげると、子供が感情を乗り越えやすくなるそうです。

次男(真ん中):兄でもあり弟でもあり両方の利点を得られるが、兄と弟に挟まれ理不尽な体験をすることもある。
真ん中の子は親の目が届きにくい分自主性を生かしてのびのび育つ反面、自分を見てほしいさみしさから反抗的になったりすることも。積極的に大切な存在であることを伝え、「今日はあなたから♪」や「大好きだよ」と心から伝えると良いそうです。
三男(末っ子):親も子育てに慣れてゆとりがあるので上の子に比べてついつい甘くなる傾向。
末っ子は周りが手を出しやすい(なんなら兄弟も手伝ってくれる)環境なので、自分のことを自分でするように仕向け、失敗しても見守るようにすること。また、兄たちが出来ていることが自分にはできないと劣等感につながらないように「お兄ちゃんの年になったらできるよ」とつたえたり、今できていることを褒めるといいそうです。下の子がいないので、人のために何かすることの喜びを経験してもらうために、家の仕事を分担してやってもらうのもいいそうです。
「男の子」が心を閉ざす家庭の特徴5つ

子供の本当の気持ちがわかればいいな。親にも我慢したり、話をしなかったり。でも本当はわかってほしいし一番認めてほしいはずです。こどもにとって家庭が安心できて何でも話せる場であってほしい。私はそう思います。
「男の子が心を閉ざす家庭の特徴」
NG1「命令、指示が多い」
男の子は全体を見通して事に当たるのが苦手なので親はつい口を出しがちに。子供からしたら日「一人でやれるのに」とプライドが傷つくそうです。
NG2「批判・批評が多い」
わかるように話しなさい。あなたはそういうところが足りない。など話してもダメだしされ指導されたら「もういいや自分はどうせダメなんだ」と話す気が失せるそうです。
NG3「過度な期待」
過度な期待は子供にとって息苦しく感じ元気をなくす、親との距離をとるなどの原因になるそうです。
NG4「しつこく聞く」
口下手な男の子の話に対していろいろ聞き出そうとしつこく聞かれるのは「言い方が足りなくてダメ」と突き付けられている気持ちになるのだそう。かっこよくありたい男の子にとっては苦痛だそうです。
NG5「話を途中で遮る」
男の子には知りたいことを簡潔に話す器用さがまだないので何が言いたいの?と話を遮ってしまうと「どうせ最後まで聞いてもらえない」と話すこと自体を嫌がるようになるんだそうです。
この5つ、大人でも嫌ですね。しかも家庭でならなおさら。しかし私もやっちゃってることあります( ;∀;)いつもではないにしてもたまに言っちゃってたり( ;∀;)少しでもその頻度が減るよう自分のこころにとめておこう♪
男の子が話しやすい環境の作り方!

男の子が話しやすくなる環境は親の働きかけ次第だそうです。実際にどんな働きかけがいいのか3つご紹介します。
① 親も子供時代の失敗談をサラッと話す。
コツは暗くならず「こんなことがあってさーあの時は失敗したな~。でもこうしたらうまくできたよ!」など軽めにはなすこと。親も失敗したんだと安心してもらい子供から話をしやすくする狙いです。※教訓のようにこんな失敗はしちゃいけないという話し方はNG
② 1問1答で話を聞く。
男の子は長いセンテンスで話すのは苦手なので、聞きたいことは1づつ。答えを聞いてから次の質問に移るようにしましょう。※尋問のように怖い口調はNG
③ 話したい人がいつでも話していい家庭の雰囲気が重要。
一緒に暮らす人みんなが仲良く話していて、いつでも自分の話したいことを話していいという環境づくりをすること。お家の方の笑顔が何より子供は安心します。
具体的にかける言葉の例「ほめ方・叱り方」

男の子は強さへのあこがれが切っても切れません。なので褒める時は「1番ー!!」「優勝!!」など少しオーバーなくらいがちょうどいいそうです。挑戦して失敗してしまったら繊細な心を勇気づけるように、「頑張ったね」「あきらめないで偉いよ」とほめましょう。
叱る時は失敗を責めるのはNG。「つぎはどうしてみる?」とやさしく聞くくらいにしましょう。苦手なことや出来ないことは、やり慣れてないだけであることが多いそう。なので、もう一回挑戦する。慣れることが重要なようです。男の子って純粋で繊細(;^ω^)
ときには危ないこと、誰かを傷つけることなどもあるかもしれません。そんな時は私の場合、あんまり優しい口調だと聞いてもらえないので真顔で「いけない」といいます。なぜいけないか冷静に自分の考えを伝えます。あくまでも冷静に。誰かに謝る時は必ず自分も一緒に謝ります。親の謝る姿を見ると子どもながらに悪いことをしたんだと納得してくれるようです。
何かトラブルが起きた!泣いてるのに何も言ってくれない!そんなとき。自分も不安で早く聞き出したくなったりするかもしれませんがぐっとこらえてこういいましょう。「悲しいよね、つらいよね」「泣いてもいいよ」
まずは泣いている気持ちに寄り添い認めてあげてから、「心配だから話せるときに話してね」「話したくなったら聞くからね」「落ち着いたら聞かせてね」とそっと見守ります。
感想「育児の難しさ」
育児がこんなに難しいとは子供が生まれるまで思っていませんでした。親も悩み、子も悩み成長するとはいえ、正解のないこの道があっているのか、もやもやする日々を過ごしました。
私はたまたま、三男の出産から夫が協力的になり、そのモヤが消えてきています。モヤの正体は「自分自身を誰かに認めてもらいたい気持ちと、毎日の子育ての責任感からくる重み」だったのかもしれません。
もし同じような方がいたら、パートナーとたくさん話して認め合い笑顔で毎日が過ごせるよう祈っています。この記事がどなたかの参考になれば幸いです。読んでいただきありがとうございました♪
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